3億5千年前に洞窟で絵を描いていた時代から、アートは存在する。
それは人間の夢や希望や、憎しみや悲しみなど、あらゆる感情を表現してきた。 若者に絶対的安全安心な環境を提供すると、そのような感情が出てくる。 そこに学生や若者の本質を垣間みる事ができる。 美術をそばに置いたり、心地よい音楽を聞きながら、お話をすると本音が出てくる。 面談のやり方として多いに有効である。 むかしから、何となくアートは、成功者が嗜むもの。 なんてういう固定概念があるが、心が弱くなってきたとき、どんな人でも アートを感じると良い。 空の太陽、雲、夕暮れ、鳥の鳴き声、赤ちゃんの笑顔、なんでもアートとして成り立っている。 さー、外に出よう! 紛れも無く、新しい時代は若い人たちが作っていく。
特に学生が、本能で感じる事、なにか自然に行ってしまう行動などが、未来のヒントであることは間違いない。 これをムリに押さえつけてしまったり、ねじ曲げてしまわないように、見守り続ける胆力も必要だ。 信ずれば成る。 僕たちオトナは学生にあらゆる経験体験を提供し、そこから感じ取る感情や、空気感そして喜びを、ぜひテクノロジーや新しいやり方で、変革し、世の中のためになるように更に発展させていって欲しい。 芸術ほど確実なインサイダー取り引きはない!というお話を聞いた。
つまり今後、価値が上がるアート作品と、上がらない作品の目利きが、可能であるということ。 ベンチャーキャピタルが、スタートアップ企業に投資をして、リターンが来る確立がどのくらいか、 しらないが、アート作品はかなりの精度であたるらしい。 学生の採用に置き換えれば、この学生は伸びる、この学生は伸び悩むかも。などと目利きをするのが いわゆる採用活動だとするならば、アート作品とまではいかないが、ある程度わかる。 対人の直接的なコミュニケーションの機会が少なくなっている社会において、ひとを気持ちよいカンジにさせるチカラは大切だなーと思う。 それでいて、人はどこから来て、何をして、どこへ行くのか、という会話に間違ってても良いから、 何か答えを出せる人。 芸術と学生の目利きは面白い。 学生が地方で農業を体験する、地域のお祭りを盛り上げる、地方の暖かみを知って移住する。
いろいろなお手伝いをする中で、わかったことがある。 人は、思い出を作ることが好き。人は、その思い出に対してお金を払う。 不完全な状態のコミュニティーに、ふと参加する。そして、自分が貢献できるとき、喜びを感じる。 貢献していると、こんど企画を立案する側になり、協力者を募るようになる。 ここまで来たら、地方にかなりコミットしていることになる。 企業の採用に置き換えてみることは容易だ。 |